FA又吉の入団決断、ソフトバンクGM認める「安心して任せられる」若手の先発転換も
ソフトバンクは13日、中日から国内フリーエージェント(FA)権を行使していた又吉克樹投手(31)の加入について、三笠GMが、この日に「ホークスでお世話になりますということで連絡をいただきました」とオンライン取材の中で明言した。
その上で三笠GMは「決断してくれて大変、嬉しい」と喜びを口にし、「貴重な中継ぎとして、経験も実績もありますので。安心して任せられるピッチャーであるというところを評価をしています」、「苦労しながら競争して、勝ち上がってきた貴重な経験を持った選手なので、そういう選手のプレーだとか、振る舞いだとかを見て、刺激になる選手も(ソフトバンクに)多いのでは」などとコメントした。
また、「中継ぎでしっかり実績のある選手がいてくれるというようなところで、チーム状況によれば、いま中継ぎをしているけども先発の可能性もある、という有望な若手のピッチャー、いますので、そういう選手を先発の方に配置するだとか、というようなことの計算もできてくる。というようなことも相乗効果もある」とも話した。
又吉は沖縄・西原高から環太平洋大を経て四国アイランドリーグplusの香川に進んだ。2014年、ドラフト2位で中日入団。今季は救援でチーム最多の66試合に登板し、3勝2敗8セーブ33ホールド、防御率1・28の好成績を残した。通算400試合登板で41勝26敗10セーブ143ホールド、防御率は2・86。