巨人・菅野が2億減の年俸6億円で更改「苦しい1年」来季へ「経験や技術で勝負」

 契約更改を終え、会見する菅野(球団提供)
 契約更改を終え、会見する菅野(球団提供)
 契約更改を終え、会見する菅野(球団提供)
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 巨人・菅野智之投手(32)が16日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2億減の年俸6億円で更改。巻き返しを期す来季は最多賞、最優秀防御率のタイトル獲得を目標に掲げ、12月下旬からの伊良部島自主トレに阪神・藤浪が参加することも明かした。(金額は推定)

 今季はケガや不振もあり、19試合で6勝7敗、防御率3・19の成績。「苦しい1年でしたし、期待してもらっている分の活躍はできなかった」と振り返った。ただ、「全然ダメだったかと言われるとそうではないと思っている。後半は悪いなりに、ただでは終わらなかったというのは見せられた」。五輪期間が終わり、シーズンが再開してからは抜群の安定感を見せた。

 来季の目標については「最多勝と防御率は取りたい。なかなか1点台で抑えるのは今難しいが、1点台を目標にやろうと思っています」と右腕。さらに「200イニングを目標に。1回やってますけど、その時とは状況もリーグ全体のレベルも全然違う。今の時代に200イニング投げることに勝ちがあると思う」と話した。

 巻き返しを期す2022年シーズンに向けて「来年33歳になりますが、体力的にはもちろん若い時に比べたらなくなっているかもしれないが、経験や技術は間違いなく今の方がある」と自信を見せた菅野。砂浜ダッシュやロッククライミングなど新たなトレーニングメニューに取り組み、さらなる進化を遂げる。

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