巨人・菅野 2億減の6億円で更改 ケガや不振で「期待の分活躍できなかった」

 巨人・菅野智之投手(32)が16日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2億減の年俸6億円で更改。巻き返しを期す来季は200イニング、最多勝&最優秀防御率のタイトル獲得を目標に掲げた。(金額は推定)

 プロ初の25%ダウンを淡々と受け入れた。「ご存じの通り、今年は働けなかったので、自分の方から申し訳なかったですと伝えました」。今季はケガや不振もあり19試合で6勝7敗、防御率3・19。「期待してもらっている分の活躍はできなかった」と振り返った。

 このままでは終われない。「まだまだ伸びしろはあると思っている。来年33歳になり、体力的には若い時と比べたらなくなっているかもしれないが、経験や技術は間違いなく今の方がある」とさらなる進化に自信。オフは伊良部島の砂浜を走り込み、ロッククライミングで肘から先の感覚を研ぎ澄ませていく。

 目標は2018年以来の200イニング、そして「最多勝と防御率は取りたい。なかなか1点台で抑えるのは今難しいが、1点台を目標にやろうと思っています」と意気込みを示した。メジャー挑戦の思いも断ち切ったわけではないが、「頭にそういうのをちらつかせながらやるのはしんどい」と右腕。目の前の1球に集中し、来季は本来の姿を見せる。

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