巨人・桑田コーチ「走攻守」意識UP指令 自主トレ視察で計画明かす

 巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(53)が17日、ジャイアンツ球場での自主トレを視察。来季は投手陣の走攻守に対する意識を高めさせる計画を掲げた。

 現役時代、走攻守でも秀でた能力を発揮していた桑田コーチは「いい当たりを3つ打たれても、3つアウトを取れる確率はあるわけですから」と守備の重要性を強調。一、二塁間に打球が飛んだ際の一塁手との連係プレーなど、投手の守備力が求められる機会は少なくない。

 さらに「投手でも打てないわけがない」と断言。「キャッチボールの感覚ってすごく打撃と似ているところがある」とし、グラブの芯でタイミングよく球を捕球する意識を普段から持っていれば、打撃練習に時間を割かない投手でも、バットの芯で捉える感覚はおのずと身につくという。

 「やらない人が先発で多い」と苦言を呈した走塁も鍛えていく方針だ。桑田コーチは「野手とのかみ合わせ、そういったものをマウンドで感じられる投手になってもらいたい」と期待した。

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