楽天・涌井“遠征先の食事”改善を要望「やっぱりご飯おいしく食べたい」
楽天の涌井秀章投手(35)が17日、8日に行われた契約更改の場で、球団に対して「遠征先の食事」の改善を要望したことを明かした。投手陣の親分的存在である右腕が若手の切実な思いを聞き、一肌脱いだ形だ。
「今日も食べられるものが何もなかった…」。遠征先の宿舎で食事を終えた若手たち。肩を落としながら自室へと戻っていく光景が日常茶飯事だったという。さらに今季もコロナ禍の影響で外食は禁止。追加でコンビニへ買い出しに行く選手もおり、アスリートが一番大事にしなければならない栄養面での課題が浮き彫りになっていた。
そんな中、立ち上がったのが現在チームで2番目の年長者である涌井。「もう少しレベルアップというか、やっぱりご飯はおいしく食べたいので」。料理の質やバリエーションなど、細かい意見を球団にぶつけた。
そのかいあって、球団も改善を前向きに検討中。来季以降、ビジターでの成績が飛躍的に上がれば、それは食事の質向上の効果かもしれない。