西川遥輝は65%の大幅減で楽天入り「不安だった」も移籍の決め手は石井監督のひと言
日本ハムを自由契約となり、楽天と入団合意が発表されていた西川遥輝外野手(29)が25日、オンライン上で入団会見を行い、「全ての部門でキャリアハイを目指して、石井監督を胴上げできたらなと思います」と意気込んだ。背番号は「6」に決定。9年ぶりのリーグ制覇、日本一を狙うチームに心強い実力者が加わった。
約20日間、去就が不透明だった西川。この期間は「本当に不安でしたし、もしかしたら野球ができなくなるのではないかと、ちょっとネガティブな考えにもなっていたりもしていた」という。そんな中、楽天への入団が決定し「決まったときは本当にホッとしました」と振り返った。
決め手は石井監督兼GMの一言。「石井監督から『これは運命なんだ』と言ってもらえたことが僕の中では決め手でした」。指揮官からの熱き思いを告げられ入団を決意。「また野球ができることに非常に喜びを感じています」とかみしめた。
西川は今季130試合に出場し、24盗塁で自身4度目の盗塁王に輝いていたが、打率は・233と低迷。12月2日に日本ハムを自由契約となっていた。その後、22日に楽天との契約合意が発表されていた。
なお、年俸は8500万円。日本ハム時代の2億4000万円からは1億5500万減の65%ダウンとなった。(金額は推定)