ヤクルト・塩見 三振減らす!コシヒカリ食べて「粘りのある打撃を」
ヤクルトの塩見泰隆外野手(28)が25日、新潟県燕市で行われた野球教室「つばめ野球クリニック2021」に参加し、“打撃職人”として三振数を減らすことを誓った。今季リーグトップだった7三塁打とは対照的に、156三振は12球団ワースト2位。「ものづくりの町」として栄え、多くの職人文化を育んだ同市で技を磨いていく心構えを示した。
課題と懸命に向き合っていく。ベストナイン選出時のトークショーでは阪神の近本に「三振数はどうやったら減らせますか」と聞き、さらに「追い込まれてからも粘り強いじゃないですか」と三振しない秘けつを引き出そうと質問を“おかわり”。この日も新潟名物コシヒカリにちなんで、「米を食べて、粘りのある打撃を」と表情を引き締め、三振減を自らに課した。
子供たちの熱気にも触れ、「僕の勉強にもなるし貴重な体験」と塩見。気温1度の中、ホワイトクリスマスの夜に誓った来季の目標。「波をなくしたい。落ちたときになるべく早く上がってこられるように」。グラウンドで輝き、子供たちに夢を与えていく。