日本ハムの川村浩二球団社長（５９）が２７日、新庄ビッグボスが自身のツイッターやインスタグラムなどのＳＮＳを通じて活発に行っている発信を、今後も容認していく考えであることを明かした。

　「ファイターズそのものが盛り上がるし、野球ファンの獲得につながることもある。それは彼の持ち味としてやってくれている」と歓迎。チーム改革案や選手へのメッセージだけでなく、パチンコで負けた発言や美容整形を行った報告など、プライベートな話題でも大きな注目を集めるが、それも新監督の魅力の１つとして捉えている。

　一方で心配点もある。昨今は個人のＳＮＳに対し、批判や非難が殺到する“炎上”も珍しくない。そのため、「『気を付けてやってね』というのは申し上げている。監督就任の時にも『試合中は勘弁してね』というのは話をしています」と既に注文を付けていることを説明。その上で「あとは制限を付けません」と基本的にはビッグボスの裁量に委ね、見守っていく予定だ。