巨人・原監督 中田に猛烈ゲキ「本来の姿俺たち見たことない」 不振を分析

 巨人・原辰徳監督(63)が28日、中田翔内野手(32)に痛烈なゲキを飛ばして復活を期待した。「本来の姿を俺たち見たことないから。(今季が)本来の(姿)かもしれないから。俺たちは、それしか見てないから」と厳しい言葉で、悩める大砲に奮起を促した。

 中田にとっては苦しい1年だった。日本ハム在籍時の8月にチームメートへの暴力行為で出場停止処分を受け、同月に無償トレードで巨人に電撃入団した。移籍後は34試合で打率・154、3本塁打、7打点。3度も打点王に輝いた実績を持つが、本来の姿からは程遠かった。

 指揮官は不振を「野球をやるような精神状態では、なかったのかもしれないね」と分析。現状では一塁のレギュラーをウィーラー、中島らと争うことになるが「中田だって黙ってないでしょ」と巻き返しを期待した。

 中田も決意を新たに22年に挑む。契約更改交渉では減額制限(1億円以上は40%)を超える1億9000万減の年俸1億5000万円でサイン。「来年はまた一から頑張りたい」と決意を示した。屈辱にまみれたスラッガーが必ず再起を果たす。(金額は推定)

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