昨夏の甲子園を制した智弁和歌山が4日、和歌山市内の同校グラウンドで始動した。中谷仁監督(42)は「うちだけが夏の連覇というのを目指せる。そこに対しては全力で、全員でそこしか見ずに。ただ、着実に一歩ずつやるべきことをこなしていく」と快挙達成を目標に掲げた。
昨秋の県大会準決勝で和歌山東に敗れ、センバツ出場は絶望的。夏に再び聖地の舞台に立つためにスタートを切った。「新たな気持ちで。夏1本で頑張るんだと。選手らと一緒に思っています」と気持ちを引き締めた。
この日、選手らは坂ダッシュやノック、フリー打撃などで汗を流した。鍛錬の日々を過ごし、さらに成長を遂げ、夏の甲子園を目指す。