日本ハム・稲葉GM 花巻東・佐々木麟太郎を密着マークだ 1年生の次世代スラッガー
日本ハムが2023年度のドラフト会議を見据え、花巻東・佐々木麟太郎内野手(1年)を密着マークすることが4日、分かった。
佐々木は1年生ながら既に高校通算50本塁打を誇る次世代のスーパースラッガー。全国デビューとなった昨秋の神宮大会では、3試合で10打数6安打、2本塁打、9打点と前評判にたがわぬ活躍を見せた。同校の佐々木監督とは親子鷹で、今春のセンバツ出場も確実としている。
吉村チーム統括本部長は「GMが密着するかもしれない」と、稲葉GMが直々にマークしていく可能性を示唆。また、佐々木の同世代には広陵・真鍋慧内野手や九州国際大付・佐倉俠史朗内野手ら逸材が豊富だ。1月上旬にもスカウト会議を開く予定で、「下級生も見てくださいという話は既にしている。(議題にも)挙がるかもしれない」と吉村本部長は明かす。
新庄ビッグボスの下、世代交代を推し進める方針を示している日本ハム。若い力に熱視線を送っていくことになりそうだ。