NPB斉藤コミッショナー「できるだけお客さんを無制限で」仕事始めで意向示す
日本野球機構(NPB)は5日、2022年の仕事始めを迎え、プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)はオンラインでの取材に応じ、あらためて今季は観客の制限なく開幕からの試合を開催したい意向を示した。
新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら「精神的な問題、あるいは経済問題を完全に無視することは実際は不可能。政府関係者、スポーツ庁、地方自治体とよく相談をしながら、できるだけお客さんを無制限で入っていただき、粛々と開催させていただけたらと思う」と話した。
また、有観客で開催予定である2月の春季キャンプには、開催地の沖縄県で急激な感染拡大を見せている現状を踏まえ、「まん延防止策の適応を考えておられるようだが、そうなった場合に選手の体をどう守るか、お客さんを入れるか入れないかというような、新しい課題が出てくると思う」と今後の議論対象となる可能性を示した。