大阪桐蔭・松尾 史上2校目“4冠”狙う「全て日本一にこだわっていきたい」
昨年の明治神宮大会で初優勝し、今春のセンバツ出場を確実にしている大阪桐蔭が5日、大阪府大東市内の同校グラウンドで始動。プロ注目の松尾汐恩捕手(2年)は史上2校目となる神宮、春&夏の甲子園、国体の“4冠”を目標に掲げた。
「全て日本一にこだわっていきたい。このチャンスをものにしなかったら意味がないと思う。秋で満足することなく、ここから高めていきたい」
これまでの先輩が手にできなかった挑戦権を持っている。過去に完全制覇したのは松坂大輔らを擁した1997~98年の横浜だけ。快挙を成し遂げるために、より一層気持ちを引き締めた。
チームを優勝に導くためにも、打撃強化に励む。「打球の飛距離やスピードが上がってきた」と体重を夏の71キロから76キロに増加。80キロを目指し、大盛りご飯を食べるなど食事やトレーニングに力を入れている。
幕を開けた勝負の2022年は一度も、頂点の座を譲らない。