つば九郎残留!年俸約79%アップ5万円「こころは1つ」ヤクルト1000飲み放題等も
その去就の行方は-。ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」が7日、契約更改交渉を行い、年俸5万円とヤクルト1000飲み放題、活躍に応じてクーポン券支給でサインした。前年の条件は年俸2万8000円と、ヤクルト1000飲み放題で、今回約79%のアップを勝ち取った。昨年12月にFA宣言してからは、さまざまな会社、自治体が獲得に乗り出したが、最後はヤクルト愛を貫いた。
大“鳥”での契約更改となった会見。今回はサプライズで、代理人・ドアラが登場した。代理人からは「つば九郎いなくなると、ヤクルトの青汁もらえなくなる…」と要望され、即座に突っ込んだつば九郎だったが、初夢で高津監督が出てきたことを明かし、「こんなにちーむのみんな、ふぁんのみんなにきたいされて、おかねじゃない!!きもちです!!じぶんのこころは1つです」と残留を宣言した。
大人気マスコットの移籍騒動に、ナインらも続々と反応。青木は「ごねてんの?」と切り出し、「出てはほしくない。やるならやってみろ。飛べない鳥でしょ、飛べないんだから」と笑いながら続けた。またかつて難しい選択を迫られて、残留を決断した山田からは「自由なので。自分の思うように突き進んでください。できれば残ってほしいけど、選択するのはつば九郎自身なので。自分が1番望むものを大切にして」と助言された。
長いつきあいにもなる石川は「信じて待ってます、何かお困ったら僕が代理人するので」など、特別映像が流されると、つば九郎はまさかの涙。それでも高津監督からの「まじか!!海外か!?痛いな…。でも帰ってくる巣はないね。宣言残留はうちは認めてないから、代わりを探す」というコメントには頭を抱え込んだ。
100社以上からオファーが殺到していたほど、今オフFA市場の目玉となったマスコット。宣言残留は認めてないという指揮官には、「せったいづけします」と宣言し、今季も連覇に向けてチーム一丸となって戦っていく。