巨人の菅野智之投手（３２）が１１日、沖縄県宮古島市で行っている自主トレを公開した。１月初めからは阪神・藤浪も加えて、トレーニングに励む右腕。「彼と一緒にやることで僕も刺激を受けている」と共に高め合いながら、調整を続けていることを明かした。

　藤浪に対しては合流初日に「彼は投球動作の中で、右足の軸足がつぶれてしまうような動作が強いなと僕は思っていた」と自身が気になっている部分をぶつけたという右腕。その後、藤浪も積極的に質問を繰り返し、菅野は「お互い高め合って良い関係性の中でできていると思います」とうなずいた。

　菅野自身初めてとなった宮古島での自主トレ。すでに遠投も約９０メートルまで伸ばし「元気に順調にできてます。今年に関しては（キャンプ）初日からブルペンに入ろうと決めているので、例年に比べたら仕上がりは早いと思ってます」と手応えを明かす。

　勝負の２０２２年シーズンに向けては「やっぱりチームとしては日本一しかないと思います。自分としてもやっぱり今までにないような充実したシーズンにしたいと思っているので、しっかりと覚悟を持ってキャンプインできればと思ってます」と意気込んだ。