西武・中村 2000安打より500本塁打 現役最多442発「がっつり意識」
西武の中村剛也内野手(38)が11日、埼玉県所沢市の球団施設で自主トレを公開し、史上8人しか達成者がいない通算500本塁打を目標に掲げた。今季から新たな2年契約を結んだ現役最多442発の大砲は「いつまでたっても本塁打は打ちたい。(500本は)がっつり意識してやろうと思う」と大台へ向けて力を込めた。
昨季は同期の栗山が通算2000安打を達成。中村も偉業まで残り356安打としているが、一発の魅力には勝てなかった。「2000本打ちたいけど(残りが)結構ある。昔からホームランにこだわってきたので、あと8本で450本もあるし500本打ちたいという気持ちが強い」ときっぱり。本塁打王に6度輝いた生粋のスラッガーは、プロ21年目もアーチの「おかわり」を貫いていく。