新外国人のキャンプ参加は厳しい見通し 斉藤コミッショナー「試合は最初から」
プロ野球とJリーグ合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」が11日、オンラインで開催された。
政府が外国人の新規入国を原則禁止とする水際強化措置を2月末まで継続することを決めたことに関して、プロ野球の斉藤惇コミッショナー(82)は「新規契約をした選手、家族の入国については相変わらず厳しい。今から(関係省庁と)交渉していくことになる」と見通しを語った。
5日の取材対応で斉藤コミッショナーは「キャンプから(合流)というのは時間的にできるかどうか分からない。少なくとも(開幕の)試合は最初から出られるようにしたい」と見解を示していた。
昨季から継続契約の外国人選手では、ビザ取得形式などの契約内容により阪神・チェンらが来日済みだが、隔離期間などを経てのチーム合流となる。そうした規定の緩和についても「その辺も今から関係省庁と話を詰めていく段階。結論は出ていない」と説明した。