オリックスの安達了一内野手（３４）が１４日、淡路島佐野運動公園での自主トレを公開した。

　室内練習場でキャッチボールやノック、打撃練習などを実施。テーマは「強化というか、けがをしない体作り」。厚生労働省が指定する難病の一つ、潰瘍性大腸炎と戦いながらのシーズンも７年目を迎えた。

　昨季は難病と向き合いながら、欠場する試合も作り、１００試合に出場。今季は「試合数を上げたい。体上出られないというのはありますけど、試合数というのは多く出たいというのはあります」と目標を掲げた。

　そのためにも、昨季の契約更改で話していた一塁に挑戦。この日は、「そこだけ取り上げられそうなんで」と笑い、“あえて”披露しなかったが、一塁用グラブも用意し、練習に励んでいる。

　更改後には、「ギータ（柳田）もやってたんで」と報道陣に淡路ビーフを使った牛丼をサプライズでプレゼント。自身も自主トレ中の昼食をサポートしてもらっている、ステーキハウス・源平が３０人前の牛丼を用意した。

　また、前夜にはテレビ朝日「アメトーーク！」でオリックス・バファローズ芸人が放送された。安達も録画していると話し、「うれしいですね。ありがたいです」と感謝。ただ「阪神に負けないぐらい出してほしいですけどね」と報道陣を笑わせた。