元早実監督の宮井氏をしのぶ会 王貞治氏「永遠に不滅であるという存在」

宮井勝成さんの肖像画の横で故人をしのぶ(左から)巨人・阿部慎之助コーチ、ソフトバンク・王貞治会長、ヤクルト・小川淳司GM=品川プリンスホテルアネックスタワー(撮影・園田高夫)
宮井勝成さんの思い出の品に触れ笑顔を見せるソフトバンク・王貞治会長=品川プリンスホテルアネックスタワー(撮影・園田高夫)
宮井勝成さんの思い出の品に触れるソフトバンク・王貞治会長=品川プリンスホテルアネックスタワー(撮影・園田高夫)
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 早実や中央大の監督を務め、2020年8月に死去した宮井勝成氏(享年94歳)をしのぶ会が15日、都内で開かれた。中央大時代の教え子のヤクルト・小川淳司GM、巨人・阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチら球界の関係者など約300人が参列した。

 早実時代の教え子であるソフトバンク・王貞治球団会長が弔辞を述べ「私にとって、宮井勝成さんは永遠に不滅であるという存在でした」としみじみと語った。自身の人生に大きな影響を与えてくれた恩師で「人間というのは、こうじゃないと駄目なんだよと。真面目一本でも駄目なんだよと。優しいだけでも駄目なんだ。やっぱり強くなきゃいかん」と教えられたことを明かした。

 「私は何か困った時に、宮井のおやじさんだったらどういう風に考えるかなと。常に最終的にはそこに考えが行くほどの存在」だったという。「宮井イズムは、われわれが引き継いで、これからも末永くつながっていくと思います」と天国の恩人に誓った。

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