元阪神・中西清起氏 神戸で震災復興イベントに参加 水島新司さんとの思い出語る

 トークイベントで27年前の震災時を振り返る中西清起氏(右)と池田親興氏(撮影・田中太一)
 トークイベントで27年前の震災時を振り返る中西清起氏(撮影・田中太一)
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 元阪神の中西清起氏(59)が17日、兵庫県神戸市長田区で「神戸震災復興フリーイベント」に登場。1月10日に肺炎のため82歳で亡くなった漫画家・水島新司さんとの思い出を語った。

 漫画「球道くん」の主人公である中西球道にちなんで、高校時代から球道くんと呼ばれた中西氏。小筑紫中時代から剛腕として名をはせており、「先生とはね、中学の3年か。中学にいいピッチャーがおるというところで嗅ぎつけて、ちょうど中西球道の連載が始まった直後くらいなもんで、ぜひ名字も中西やし会いに来たいゆうんで」と校長室で対面したという。

 「何か悪いことしたかなと思って校長室にいったら、『あっドカベンの人だ』と思って、それが初対面。わざわざ会いに来てくれた。片田舎の四国の最南端にな」と振り返った。そこから交流を深め、高知商業で甲子園に出場した際は「通路とかで激励してもらった。有名にしてくれたのは2年の春に浪商とやったんよ。ドカベン対球道くんって一面にばーんて出て」と水島さんの漫画がきっかけで知名度が上がったという。中西氏は「非常に野球界にいろんな形で貢献している方なので」と感謝の言葉を口にしていた。

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