巨人・岡本“門下生”阪神・井上を絶賛 宿敵の若手だけど「打ってもらわないと困る」
巨人の岡本和真内野手(25)が19日、関東近郊で同僚の吉川、中山らと行っている自主トレを公開した。年始には阪神・井上と地元・奈良で5日間、ともに練習を行った若き主砲。ライバル球団の若手に胸を貸す器の大きさも見せ、新シーズンへと突き進む。
巨人の4番が虎のスター候補生を絶賛した。「スイングスピードだったり、飛距離を見ても、めちゃくちゃすごかったです。すごいバッターになるんじゃないかなと思う」。敵球団の一選手である井上に対して「打ってもらわないと困るなって感じ」とこぼしてしまうほど、その素質を認め、1軍での再会を期待した。
自身はこの日、ノックや打撃練習で汗を流し「ケガもなく順調」と調整具合に胸を張る。3年連続となる本塁打と打点の2冠を見据えながら、今季の目標は「ゴールデン・グラブ賞」に設定。2年連続で同賞獲得となれば、打撃だけではなく、守備面での“弟子入り”志願者も殺到することになりそうだ。