巨人・原監督が若手積極起用を明言 ドラ5岡田も1軍キャンプに抜てきへ

スタッフ会議に臨む原監督(奥)ら(代表撮影)
スタッフ会議に臨む巨人の(左から)今村球団社長、山口オーナー、原監督(代表撮影)
スタッフミーティングに臨む巨人の(左から)元木一軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチ、原監督、阿部一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ(代表撮影)
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 巨人のスタッフ会議が21日、都内ホテルで行われ、山口オーナー、原監督を初めとする首脳陣が一堂に会した。原監督は2月1日から始まる一軍キャンプのメンバーにドラフト5位の外野手・岡田(法大)を抜てきする方針を明かし「準備もできているようだし」とアピールに期待した。

 ペナント奪還、日本一を期す今季に向けて「やっぱり若い力をいかに発掘し、そしてレギュラーとして戦わすことができるかというのがテーマだと思っています」と力を込めた指揮官。「(実績のある選手と)力が五分であるというのであるならば、実績がない若い選手を思い切って使おうという意思は伝えてあります」と若手を積極的に起用していく方針を明らかにした。

 その言葉通り、一軍キャンプには右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術からの復帰を目指す2年目の山崎、3年目の堀田がメンバー入りする見込み。さらに野手陣では高卒2年目の秋広、中山らも加わる見通しとなっている。

 原監督は「底上げをしないと、強いチームはつくれないというふうに思いますね。同じようなメンバーたちがガーッと上がってくるというのも重要、いいことではあるけど。新人であり、2年目、3年目、そういう選手でチームをつくろうと。若い選手たちでチームをつくっていくという意思はもう言っているわけですから、その部分は非常に重要だと思いますね」と実績組と若手組の競争に期待した。

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