広島がe日本シリーズでソフトバンクを下して日本一
日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテイメントが共催の「eBASEBALLプロスピAリーグ」(通称スピリーグ)は22日、「コカ・コーラe日本シリーズ」が行われ、広島がソフトバンクを下して日本一に輝いた。
ペナントレースを独走で優勝した広島は、eクライマックスシリーズも全勝で突破。このシリーズでも初戦を渡邊太智選手が逆転で勝利すると、第2戦は桃坂剛司選手が同点ながらポイント差で勝利。最後は第3戦の永久尚弥選手がコールド勝ちを収め、3連勝で初代王者となった。
パ・リーグ3位から勝ち上がったソフトバンクも、CSは5勝1敗という強さで勝ち進んだが広島の勢いを止められず。広島チームの石原慶幸監督は「本当に(プロ選手)3人のおかげで日本一の監督にさせてもらった」と笑顔を見せた。
自身が現役時代に出場した18年の日本シリーズと同じカードとなり、雪辱を果たす形の日本一に「やはり(当時を)思い出したし、また選手とは違った喜びをかみしめている。選手には感謝しかない」と喜びを表した。
まずはスピリーグで日本一と最高の流れを作った中、今季のBクラスからの巻き返しを図る広島へ、大会MVPを獲得した渡邊選手は「2022年シーズンはリーグ優勝、日本一を期待して、しっかり応援していきたい」とエールを送った。