元ヤクルトのオンドルセク、台湾球団・統一と合意 元阪神のロサリオと同僚に
元ヤクルトのローガン・オンドルセク投手(34)が台湾プロ野球の統一ライオンズと合意したことが22日までに発表された。統一は元阪神のウィリン・ロサリオ内野手(32)とも契約しており、今季は日本球界でプレーした2人が投打でチームを支える。
2月で35歳になるオンドルセクは10年から14年までレッズに所属し、通算21勝をマーク。15年にヤクルトと契約し、セットアッパーとして72試合に投げ、5勝2敗、防御率2・05、セ最多の33ホールドの好成績でリーグ優勝に大きく貢献した。2年目はバーネットに代わる抑えとして3勝1敗11セーブ、防御率2・45と好投。ところが、6月の試合で首脳陣や同僚に暴言を吐くなどして謹慎処分を科せられ、7月に自ら退団を申し入れたため、契約が解除された。
ヤクルト退団直後にオリオールズと合意した右腕は1年10カ月ぶりにメジャー復帰したが、7試合で防御率9・95と結果を残せず。17年のオープン戦期間中に戦力外となり、その後はドジャース、ナショナルズ、ジャイアンツのマイナーのほか、米独立リーグやメキシカンリーグでもプレーした。