ヤクルト内川、後進の指導も 22年目「チームのために」

 通算2182安打を放っているヤクルトの内川聖一内野手が23日、地元の大分県で行っていた練習を打ち上げた。例年同様、教えを請う若手が各球団から参加。熟練の技術や経験に基づく助言には熱がこもり「ただ一緒にやったのでは成長しない。何とかプラスになるように」と打撃職人の強いこだわりがのぞく。

 巨人の広岡大志内野手ら弟子入りを志願する選手は多いが、自身の打撃論をそのまま当てはめたことは「一度もない」という。事前に目指す打者像をヒアリングし、適した練習法や技術の習得へ導く。

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