NPB、検査頻度などガイドライン部分修正へ Jリーグも修正想定
NPBとJリーグによる、新型コロナウイルス対策連絡会議が24日、行われた。オンライン形式による取材応対では、感染力が高いとされるオミクロン株の拡大を受けて、プロ野球、Jリーグともに、感染対策ガイドラインを部分的に見直す方向性が示された。
会議に出席した専門家からは、自主トレ・キャンプ中の感染事例などから、マスクを外した状態での会話、会食が、感染拡大の契機になりやすく、また自主トレのようなケースでは球団の管理が届きにくい点も指摘された。
これらを受け、NPBの斉藤惇コミッショナーは「今までつくっておりますガイドラインを部分的に修正していこうと思っております」との所感を述べた。「最終的な案はキャンプが始まる前までに作り上げようと思います」とし、「キャンプ期間中、週2回ぐらいの検査、頻度を上げるということですね。今までよりは」などの方策を考えているとした。
Jリーグの村井満チェアマンもガイドラインの修正を想定しており、今後行う実行委後に発表するとした。「マスクを外した食事中での感染リスクが非常に強く指摘されています」とした上で、「あらためて、そのあたりの管理を徹底していくことになっていくと思っております」など、語った。