榎田大樹が西武スタッフに データ解析や外部との連携担当「数値には興味があり」
西武が24日、21年シーズンまで同球団で投手としてプレーした榎田大樹(35)が、球団本部ファーム・育成グループ バイオメカニクス(一軍グループ兼務)兼企画室アライアンス戦略に就任したと発表した。
球団の説明によると、バイオメカニクスとは、映像やデータから動作解析したものを投手のパフォーマンス向上に役立てること。また、アライアンス戦略とは、外部の研究所や民間企業と連携して、新しいシステムなどを共同開発していくことで、多角的に選手のパフォーマンスなどに貢献していくことになる。
榎田は「現役時代からデータなどの数値には興味があり、意識して取り組んでいました。今回このような職に就いたので、感覚的なところに加えて動作解析した結果を、各選手の特徴にあわせて伝えていければと思います。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントしている。
2010年のドラフト1位で阪神に入団。18年に西武へトレードで移籍。昨シーズン限りで選手としては退団が発表されていた。