ＤｅＮＡのドラフト６位・梶原昂希外野手（２２）＝神奈川大＝が２４日、神奈川県横須賀市の球団施設「ＤＯＣＫ」で新人合同自主トレに参加。フリー打撃で３９スイング中、５本の柵越えを放つなど快音を響かせた。

　“ハマのギータ”の異名を取った期待のルーキー。２１日のスタッフ会議で、春季キャンプの１軍スタートが決定し、「（最初は）三浦監督の記事で見て『あれ聞いていないな』って」と笑顔を浮かべるも、「ビックリしたのが一番なんですけど、いいところはしっかりと盗んで自分のレベルアップにつなげたいと思います。早くキャンプに行きたいなっていう気持ちです」と心を躍らせた。

　身長１８９ｃｍから飛び出す、豪快なスイングを見せ、この日のフリー打撃で５本の柵越え。「この時期にしては十分な仕上がり具合かな」と手応えを口にした。

　１２月は好物のラーメンを、行きつけの白楽にある「末廣家」に通い詰めた。「３日に２回、２０杯以上は食べたと思います」と体重も３、４キロ増加し、８６・５キロに。自身ではまだ少なく感じており、「夏場に８８～９０キロを常にキープできるように」と、栄養バランスの取れた寮の食事でさらに体を大きくする。

　キャンプまで残り１週間ほど。昨年３割を記録した佐野や桑原、実績のあるオースティン、大田や神里など、お手本となる教材がたくさんいる中に、梶原は飛び込んでいく。