ＤｅＮＡのドラフト６位・梶原昂希外野手（２２）＝神奈川大＝が２４日、神奈川県横須賀市の球団施設「ＤＯＣＫ」で新人合同自主トレに参加。昨年１２月に愛するラーメンで体重増加に成功したことを明かした。

　大学時代に通い詰めた、横浜市の「末廣家」で「３日に２回。２０杯以上は食べた」と入団会見以降で体重は４キロほど増加し、現在は８６・５キロに。この日のフリー打撃では、５本の柵越えを放った。「前ほどバットを振らなくても打球が飛ぶように感じる」とラーメンパワーを実感している。

　春季キャンプは１軍スタートが決定。同じドラフト下位指名から、チームの中心選手へ駆け上がった佐野はお手本だ。梶原は「モチベーションやどういう感覚で練習しているかを聞きたい。下からはい上がりたい」と心を躍らせた。

　豪快な打撃、５０メートル５・８秒の俊足、遠投１００メートルの強肩から大学時代は“ハマのギータ”の異名を取った。「名前負けしないように頑張りたい」。目標体重を９０キロに定めた男はキャンプでも体と野球技術を向上させていく。