新井宏昌氏 三女と稲垣の結婚に「いいスポーツマン」「家族が増えてうれしい」
南海、近鉄での現役時代に通算2038安打を放ち、コーチとしては「イチロー」の名付け親としても知られる野球解説者・新井宏昌氏(69)が娘の幸せを喜んだ。モデルの三女・貴子(31)さんが26日、ラグビー日本代表でリーグワン・埼玉所属の稲垣啓太(31)との結婚を発表した。
新井氏は「野村克也さんをしのぶ会」に出席するために上京した昨年12月、稲垣と初めて会ったという。「その時は交際相手として紹介されましたが、いいスポーツマンで、いい男性だなという印象を受けました」と振り返った。
貴子さんは新井氏のコーチ時代にたびたび、長女・寿枝さん、次女・聖佳さんとともに球場にも駆けつけた。3人そろって試合前練習中のベンチに姿を見せ、関係者の間では「新井コーチの美人3姉妹」として有名だった。
新井氏の妻・裕紀さんは2010年11月に乳がんのため他界している。自慢の娘が3人とも結婚し、「これで親としての責任を果たし、ひと安心というところです」と胸をなで下ろした。娘の父親としては寂しさもある一方で「3人の男性が新たな家族になりました。家族が増えてうれしく思っています」と心境を明かした。