オリックス・山本由伸 年俸3・7億は高卒6年目史上最高額 過去の“3億”一覧
オリックス・山本由伸投手(23)が27日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、昨年の年俸1億5000万円から2億2000万アップとなる3億7000万円で更改した。高卒6年目では史上最高額で、3億円到達はダルビッシュ有、田中将大に次ぐ3人目。大卒を含めても歴代最速タイの3億円到達となった。
なお、これまでプロ6年目での3億円到達は以下の通り。(金額は推定)
上原浩治(巨人・投手)・・・2004年29歳のシーズンで2億1000万から3億円。
ダルビッシュ有(日本ハム・投手)・・・10年24歳のシーズンで2億7000万円から3億3000万円。
田中将大(楽天・投手)・・・12年24歳のシーズンで2億から3億2000万円。
摂津 正(ソフトバンク・投手)・・・14年32歳のシーズンで2億9000万から4億円。
菅野智之(巨人・投手)・・・18年29歳のシーズンで、2億3000万から2億2000万増となる4億5000万円。
山崎康晃(DeNA・投手)・・・20年28歳シーズンで、2億5000万から3億5000万円。
山本由伸(オリックス・投手)・・・22年24歳のシーズンで1億5000万から2億2000万増となる3億7000万円。
今回の山本を含めて全員が投手。21年の山本は最多勝などタイトル投手4冠に加えて、沢村賞、ゴールデングラブ、ベストナインに選出。東京五輪でも侍ジャパンのエースとして金メダルに貢献した。
また、2億2000万の増額は22年度年俸交渉での契約更改で最高増額。これまではソフトバンクの千賀滉大で2億増の6億円でサインしていた。