オリックス・山本由伸 仲良し後輩愛「ダサかった」宮城イジリでメガネなし
オリックス・山本由伸投手(23)が27日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、昨年の年俸1億5000万円から2億2000万アップとなる3億7000万円で更改した。契約は単年。高卒6年目では2009年日本ハム・ダルビッシュ有の3億3000万円を超えるNPB史上最高額となる。また、将来的なメジャー挑戦を球団へ直訴したことも明かした。(金額は推定)
更改を終えた山本の表情はスッキリしていた。「満足というか、納得しています」と大幅アップに手応えをみせ、メジャー移籍の希望についても直訴したことを明かした。
会見では、チームメートの山岡が、山本について「追いつき追い越したい」と話していたこと、宮城が山本から「由伸さんから何か一つタイトルを獲る」と言っていた話題が出た。山本は「とてもありがたい。僕もたくさん練習してるので負けないと思う」と若い投手陣同士で刺激し合い、切磋琢磨することへの喜びとチーム愛を口にした。
また、宮城が昨年12月の契約更改に黒縁メガネをかけて登場し「由伸さんのマネをしてみました。だてメガネです」と自慢げだったことを意識したのか、この日の山本はメガネなし。「宮城選手がちょっとダサかったので(笑い)」と仲の良さを感じさせる後輩イジリで、会場を笑わせた。
この日はグレーのダブルジャケットに白いワイシャツ、黒っぽいネクタイを締めた。ウェーブのかかった髪を横分けにセット。おしゃれの面でも一枚上の先輩らしさをみせていた。