日本ハム・ドラ1達 3週間で4キロの増量に成功「いい体重増加になった」
ドラフト1位の達孝太投手(17)=天理=が新人合同自主トレ期間中の増量作戦に成功した。鎌ケ谷市での自主トレ打ち上げ後にオンライン取材に応じ、1月初旬の入寮時には88キロだった体重は、ウエートトレでバランス良く鍛えた結果、4キロ増の92キロになったことを明かした。
「目標は90になればいいかなと思ったんですけど、それ以上に増えた。体重が増えたことによって、いい感じに除脂肪体重が増えていた。トレーニングして、身体が重くなった分動けなくなることもあるんですけど、今のところ動けているので、いい体重増加にはなったかなと思います」と笑顔を見せた。
この日はブルペンで30球の投球練習。「軽い力というか、8割くらいの強度である程度のボールがいっていたので、それは体重が増えたからなのかはわからないですけどそれは一つの要素としてあるのかなと思います」と増量効果を口にした。
キャンプには高校2年時から愛用する低周波治療器「フィジオアクティブ」、超音波治療器「フィジオソノ」という機械を持参する。「大谷(翔平)さんが使っていたという、今でも使っていらっしゃると思うんですけど」。憧れの存在と同じ治療器具で肉体面のケアも怠らず、初めてのキャンプに臨む。
体重増の最終目標は大谷のようなシルエットになること。その第一段階をクリアした。キャンプ初日には新庄ビッグボスも国頭を訪れる方針。「どんどんアピールしていかないといけないと思うんですけど、けがすれば何の意味もなくなってくるので、その辺はしっかり自分で考えながら。徐々に徐々にアピールしていけたらいいと思います」。マイペースを貫き、エースへの階段を一段ずつ上っていく。