日本ハム・ドラ8北山 阪神・球児SAに弟子入り志願 臨時コーチの可能性に「憧れ」
日本ハムドラフト8位の北山亘基投手(22)=京都産業大=が新人合同自主トレ打ち上げとなった29日、鎌ケ谷スタジアムでオンライン取材に応じた。キャンプ中に臨時コーチとして招聘される可能性もある阪神・藤川球児SA(41)への“弟子入り”を志願した。
“藤川球児”のワードを聞くと、少年のように目を輝かせた。「今でも憧れています。技術どうこうよりも、魅力的なボールを投げるにはどうすればいいのか。参考にさせていただけたらなと思います」と語った。
京都市出身。「物心ついた時」から、阪神戦の中継に見入った。「藤川さんが登板される時は子どもながらに心が躍って。ワクワクするようなボールを投げていらっしゃった」と振り返る。
ビッグボスはキャンプ中に8人の臨時コーチを招くことを明言した。藤川SAには監督就任後に受けたテレビインタビューの際に「待ってるよ。臨時コーチで3日間とか」とオファー済み。正式発表はないが、“就任”の可能性は十分にある。
北山は藤川SAの魅力を「1番は気持ちだと。心のこもったストレートというか、魂のこもったボールだと僕は思っている」と言う。自身の武器も「分かっていても空振りの取れるストレート」。火の玉ストレートを継承して、心躍らせる投球を披露する。