元DeNAグリエル、母国キューバ入国拒否 現地報道 16年に代表チーム離れて亡命
2014年にDeNAでプレーした米大リーグ・アストロズのユリ(ユリエスキ)・グリエル内野手(37)が母国キューバの入国を拒否された、と29日(日本時間30日)、地元メディアが伝えた。
キューバ出身のグリエルは14年途中にDeNAと契約し、同年6月から1軍でプレーし、打率・305、11本塁打、30打点をマークした。15年も合意していたが、けがを理由に来日を延期し、契約は破棄された。16年2月にはキューバ代表の一員として出場したカリビアン・シリーズの開催地ドミニカ共和国から弟のルルデス(現ブルージェイズ)とともに隣国のハイチへ亡命。同年7月にアストロズと5年4750万ドル(約54億7000万円)の大型契約を結んだ。
キューバのサイト「Swing Completo」によると、同国の移民法では代表チームを離れて亡命した選手は5年間の入国を禁じられており、グリエルの場合は2022年に帰国できるはずだったが、米国を出る直前に認めない連絡があったという。
昨季はア・リーグの首位打者を獲得し、年俸800万ドル(約9億2000万円)で契約を延長したグリエル。今オフはプライベート機で6年ぶりの帰国を準備していたという内野手について同サイトは「今回の国の措置に関して論理的、または法的な説明はない」としながら「球場内外でグリエルに関連するすべてが常に注目され、話題になっている。当然、このトピックも多くのファンやアンチの間で良くも悪くも大きな議論になるだろう」と記した。
キューバの野球界に精通しているフランシス・ロメロ記者はツイッターで情報筋の話として「グリエルは現政権下ではキューバに入ることはできないかもしれない」と厳しい現実をつづった。
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