赤星氏 日本ハム臨時コーチ2月初旬の予定 俊足・五十幡に「できる限り」盗塁指南へ
阪神OBの野球解説者、赤星憲広氏が30日深夜放送の日テレ系「Going!Sports&News」で日本ハムの春季キャンプで臨時コーチを務める予定であると明かし、50m5秒6という快足の持ち主・五十幡亮汰外野手に足の速さに頼らない盗塁術を教える方針を示した。
すでに打診を受けていることは明かしていた赤星氏。番組内では新庄剛志監督(ビッグボス)を取り上げたコーナー内で、日本ハムから正式なオファーが届いたこと、これを受け2月初旬に臨時コーチを行う予定であることが紹介された。
番組では、指導を待ち望んでいる俊足の五十幡が取り上げられた。指導方針について話題を振られた赤星氏は「今年出続ければ、40、50(盗塁)っていうのはできる足を持っていると思うんですけど。どうしても足が速いとそこでカバーしようとしてしまうんですよね。だからスライディングだったり、スタートっていう部分、そしてメンタルの部分を僕ができる限り教えてあげることによって、盗塁王に近づければいいかなとは思っています」と、タイトル獲得をサポートする考えを示した。
五十幡は自主トレ中に、「スタートの部分、投手の雰囲気の探り方、走塁のすべてを聞きたい」と報道陣に語っている。昨季は27試合に出場し、9盗塁だった。