日本ハムの稲葉篤紀ＧＭが３１日、昨季終了後にノンテンダーＦＡとした秋吉亮投手がプロ野球独立リーグの福井への入団が決まったことを受け、「本当に頑張っていただきたい。もうそれしかないですし、悔しい思いというのはしていると思いますので、応援していきたいなとは思います」とコメントした。

　秋吉は大田泰示外野手、西川遥輝外野手とともに球団から翌シーズンの契約が提示されず、保留選手から外れるノンテンダーＦＡとなっていた。その後、大田はＤｅＮＡ、西川は楽天と契約を結んだが、秋吉はＮＰＢ球団からオファーがなく、最終的に独立リーグの福井への加入を決めた。

　稲葉ＧＭは３選手をノンテンダーとして発表した際、再契約する可能性を示唆していた。この日、報道陣から再契約を検討した上で条件が合わなかったのかと問われると、「もちろん、ノンテンダーってそういう意味なので、再契約も含めてという考え方ではいたんですけども、最終的にそういう形にならなかったというところです」との見解を示した。