ソフトバンク・藤本監督が鬼になる 精彩欠けば「第1クールからでも、入れ替えを」
脱「仏の藤本」だ。ソフトバンクの藤本博史監督が31日、キャンプ前日に行った全体ミーティングの中で「A組とB組の入れ替えは頻繁に行っていきたいと思います」と選手たちへ予告した。
「精彩を欠いている、元気がないとコーチが見た場合には第1クールからでも、入れ替えを行います」
昨季まで一、二軍打撃コーチやファーム監督を歴任。その中で選手たちからは「優しい」と評判だった指揮官だが、甘えは一切許さない構えだ。
だが、その一方でこちらも定評だった「寄り添う指導」を変えるつもりは一切ない。若手を多く抜擢したA組選手との個別面談を行うことも明らかにし、「悩みは相談してほしい。悩んだまま練習しても上手くならない。しっかりコミュニケーションをとっていきたい」と話した。
早くも藤本カラーを発揮し、ソフトバンクは2年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指してキャンプインする。