ヤクルト 高津監督不在でキャンプイン 小川選手会長「臨機応変にやっていく」
ヤクルトの春季キャンプが高津臣吾監督(53)不在でスタートすることが31日、正式に決まった。指揮官を欠いた状態での異例のキャンプインとなる。
万全を期した。28日に高津監督の近親者が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。所轄保健所には濃厚接触者には当たらないと判断されたが、東京で2度の陰性判定を待ってからの沖縄入りを決断。この日に合流することはなかった。
この日は那覇市内の波の上宮で恒例のキャンプ安全祈願。新選手会長の小川が訪れ、絵馬にはコロナの早期収束を願って「世界平和」と、球団史上初の連覇でもある「日本一」と記した。
キャンプインを目前に「臨機応変に全員でやっていくしかない」と改めて決意。高津監督の掲げる「昨年勝ったことがまぐれではなかったと証明するためには、今年勝つこと」という思いの下、連覇に向けた一年をスタートさせる。