ソフトバンクは初日観衆2900人 コロナ禍前との比較ではほぼ半減 それでも「期待も伝わる」

 アイビースタジアム
練習前の円陣でナインに話し掛けるソフトバンク・藤本監督(中央)=宮崎
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 「ソフトバンク春季キャンプ」(1日、宮崎)

 12球団屈指の動員力を誇るソフトバンクキャンプ。2年ぶりの有観客となった初日の来場者数は2900人だった。

 2年前はキャンプ初日が週末の土曜日だったこともあるが、2万人が訪れていた。コロナ禍前は平日でも4、5000人の動員も珍しくなく、飲食などを販売するホークスビレッジの店員も「やはり以前よりも少ない」と寂しい声を上げた。午後2時頃には売れ残った弁当を半額で販売する店舗もあった。

 それでも王貞治会長は「ファンの人の声も聞こえました。期待も伝わる。選手たちもしんどいところでその声を聞けば、もうひと踏ん張りできる」と喜んだ。そして「このまま(有観客)で最後までやれて、オープン戦もその形でできるように」と願いを込めた。

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