オリックスのドラフト５位・池田陵真外野手（１８）＝大阪桐蔭＝が４日、宮崎駅で駅員体験を行った。制服姿で、場内アナウンスなどの業務を体験。春季キャンプの来場も呼びかけた。

　照れくさそうな表情も浮かべたが「新鮮な気持ちになりました。これからもっと活躍して、自分をアピールできればなと思います」と感想を話した。

　電車には詳しくないと言うが、駅員に憧れたことは「小学生ぐらいの頃にあります」と報道陣を笑わせた。さらに「電車の中に携帯を置き忘れたことがあります。終点の駅まで取りに行ったのを覚えています」と電車との思い出話もしっかりと持っていた。

　キャンプはＢグループで汗を流している。特に、杉本の打撃は衝撃を受けたようで「パワーであったり、打球の強さ、飛距離、そういうところが自分とレベルが違う」と打撃練習に目を奪われたようだ。

　そんな先輩に打撃のイメージについて助言を受け「自分の頭の中に入れながらやっていきたい」と意気込んだ。「自分の目標の一つである１軍の試合に出場することを、１年目から全力を尽くしてやっていきたい」と今季の抱負も語った。