ロッテ・佐々木朗 開幕ローテ当確!井口監督が明言「ケガなければ」
「ロッテ春季キャンプ」(4日、石垣島)
ロッテの佐々木朗希投手(20)が今キャンプ2度目のブルペンに入り、捕手を座らせて40球を投げた。球団アナリストが計測した平均球速は150キロをマーク。井口監督はプロ3年目で初めて開幕からローテ入りさせる方針を明かした。
第1クールを終えた段階で、指揮官は早くも当確ランプをともした。「もちろん(ローテ入りを)考えています。本人も1年間、投げきることが今年の目標だと思う。ケガがなければ間違いないことだと思います」。昨季は中10日以上空けての登板だったが、今季は開幕から中6日間隔で投げることを期待する。
この日はスライダー、フォークも解禁したが、それよりも直球の速さが際立った。昨年まで社会人野球のホンダで指導した木村投手コーチは「実際に目の前で見てみると、今までに見たことがないボールを投げるという印象」と驚く。
第2クールにもフリー打撃に登板する予定。現段階で小島、石川、岩下らも開幕ローテ入りが有力だが、井口監督は令和の怪物にエースとしてチームを引っ張ることを願っている。