ヤクルト 清水が松坂大輔氏に突撃アタック スライダーの指導を直談判
「ヤクルト春季キャンプ」(7日、浦添)
ヤクルトの清水昇投手が7日、視察に訪れた野球評論家の松坂大輔氏に直接指導をお願いした。
ブルペン投球の前に、勇気を出して突撃アタック。松坂氏に近寄って、「スライダーなんですけど、速くて小さいのを投げたい」と平成の怪物に助言を求めた。
すると、すぐさまボールで握りを教わるなど、6分間の“青空教室”となった。清水はその後、すぐさまブルペンで実戦。この日投じた63球の中、6球スライダーを織り交ぜ、投げ終わると松坂氏に感謝を伝えた。
練習後に清水は、「新しい球を試したいという部分で」と指導を仰いだ理由を説明。「すごく自分の中でもフィーリングが合いましたし、今までみたいにばらつくような感じもなかったのでよかった」と早速手応えをつかんだ。
清水は現在2年連続で最優秀中継ぎのタイトルを取っており、3年連続奪取へ積極的に練習を開始。臨時コーチの古田敦也氏にもボールを受けてもらうなどし、「3年連続で取るなら新しい風がほしいと思って、動いてみようかなと思っています」と貪欲に過ごしている。