ロッテ・安田が1軍合流へ 本拠の開幕戦ソフトバンク・柳田の前で打つ「結果で恩返し」
新型コロナウイルス感染から6日にB組に復帰していたロッテの安田尚憲内野手(22)が、10日の第3クールからA組(1軍)に合流することが、濃厚となった。今後の実戦でアピールし、開幕スタメンを目指す。
9日は休日だったが気持ちは高まっている。「もう100%でやれているので、次は野球でしっかり結果を出すというイメージです。頑張っていきたい」と力を込めた。
昨年は開幕戦に「4番・三塁」で出場したが、楽観視できない。第2クールではA組のドラフト2位・池田(国士舘大)が、フリー打撃で左腕の本前から右翼席に2連発を放ち、シート打撃での守備では三塁に入ってアピール。井口監督も「池田は頑張ってやっていました。いいライバルですかね」と話した。
安田も「同級生の大学生が入ってきて、負けられない」と気合。楽天との開幕カードに続き、2カード目の本拠地開幕はソフトバンク戦。自主トレをともにした柳田に対し「結果で恩返ししたい。いいところを見せたい」と目の前での活躍を狙う。そのためにも競争を勝ち抜く。