ソフトバンク・松田が示す存在感 若手には苦言「ちょっと活気がないように見えた」
「ソフトバンク春季キャンプ」(10日、宮崎)
やっぱり熱男がチームを明るくする。ソフトバンクの松田宣浩内野手が、10日に始まった第3クールから宮崎キャンプのA組に合流。フリー打撃では快音を響かせ、「今日もう一回キャンプインのつもりでやった。体はいい状態」と白い歯をのぞかせた。
その一方で若手には苦言も呈した。「C組に居る時、宮崎キャンプの映像を見ていたけど、ちょっと活気がないように見えた。ぬるいでしょ。明るく活気があるのがホークスらしいキャンプ。みんなのギアを上げてやろうと思って、今日から来た」。守備練習では大きな声を張り上げてチームを鼓舞。藤本監督も「いてくれるだけで雰囲気が締まるよね」とご満悦だった。
世代交代が急務とされるソフトバンクにおいて、17年目のベテラン三塁手は近年の打撃不振もあり立場は厳しい。そんな中だが、松田の存在の大切さが改めて示された一日にもなった。