ロッテ・佐々木朗 快速球連発 平成の怪物・松坂氏が令和の怪物絶賛
「ロッテ春季キャンプ」(10日、石垣島)
ロッテの佐々木朗希投手(20)が野球評論家・松坂大輔氏(元西武)が視察する中、ブルペンでドラフト1位・松川(市和歌山)を相手に今キャンプ最多の49球を投じた。最速は157キロをマークするなど快速球を連発。令和の怪物が平成の怪物から絶賛された。
球界の大先輩の前で冷静に直球を投げ込んだ。7日にメイン球場のマウンドで投げて以来、今キャンプ4度目の投球練習。右打席に打者を立たせて内角に力強い直球も投げた。「テレビで見ていた人だなと思いました」と緊張もあったが、「いろいろ練習したいこともあったので良かったです」と納得した表情を見せた。松坂氏からは制球の良さを褒められ自信も膨らんだ。
井口監督も「順調にきている。もう、しっかりとゲームに入れる形ができている」と評価。第3クール中にもシート打撃に登板予定。平成の怪物からお墨付きをもらった令和の怪物は、初の開幕ローテ入りへ着実に調整を進めている。