ヤクルト・高津監督「思い出す日」野村克也さん命日に黙とう

 「ヤクルト春季キャンプ」(11日、浦添)

 ヤクルトの首脳陣、選手らは11日、キャンプ地の沖縄県浦添市で元監督・野村克也氏の三回忌を迎え、練習前の浦添市民球場で黙とうをささげた。

 午前9時25分頃、グラウンドに整列。約30秒の黙とうで故人をしのんだ。野村氏は1990年から9シーズン、ヤクルトを指揮。4度のリーグ優勝と3度の日本一に導いた。高津臣吾監督(53)は「朝起きたときに野村監督の命日だなって第一に思いました。また野村監督を思い出す日だと思ってます。今年もまた頑張ろうという気持ちにもなりました」と91年の入団時に監督だった名将に思いをはせた。

 「野村イズム」の継承者は今季、球団初の2年連続日本一を目指す。「ぜひそこにトライ、挑戦していきたい」と力を込めた。

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