鳥谷敬氏 阪神・佐藤輝らと病院訪問 小児病棟の患者約60人にグッズ贈る

 こども医療センターの訪問活動を終え、報道陣に話す佐藤輝明(左)と阪神OBの鳥谷敬氏(代表撮影)
こども医療センターに訪問し、和氣亨院長(右)に目録を手渡す阪神OBの鳥谷敬氏(代表撮影)
 こども医療センターの訪問活動を終え、報道陣に話す阪神OBの鳥谷敬氏(代表撮影)
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 昨季限りで現役引退した鳥谷敬氏(40)が14日、阪神・佐藤輝明内野手、小幡竜平内野手、遠藤成内野手、高寺望夢内野手と沖縄県立南部医療センター・こども医療センターを訪問し、小児病棟の患者約60人に球団グッズを贈った。

 コロナ禍のため院内には入らず、入り口前で病院スタッフに手渡した。鳥谷氏がプロ3年目だった2006年の自主トレ中、共にトレーニングしていた現ロッテの井口監督らと同病院を慰問したのがきっかけで、これまで計14回足を運んだ。現役を引退し、選手としてグラウンドに立っているところを子どもたちに見せることができなくなったことから、現役選手に協力を仰ぐため球団に依頼し、合同での訪問が実現した。

 鉄人の意志を受け継いだ佐藤輝は「しっかり試合に出て、テレビだったり、コロナで厳しいかもしれないですけど、甲子園に来てもらって、元気になってもらえるようなプレーをしたいと思います」と決意。子どもたちと対面することはかなわなかったが、シーズンでの活躍を届けていくことに意気込んだ。

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