楽天・西川遥輝 15日のロッテ戦で移籍後初出場へ 石井監督が明かす
楽天・石井一久監督(48)は14日、今季日本ハムから加入した西川遥輝外野手(29)が15日のロッテ戦(金武)で移籍後初出場する予定だとが明かした。
指揮官は「基本的に1番として機能してほしいと思っている」と足を生かしたリードオフマンとしての働きを期待。それについて西川も「求められているところはそこだと思う」と自身のストロングポイントをアピールしていく。
西川は昨年11月に日本ハムを自由契約となった。移籍先もなかなか決まらない状況の中「もしかしたら野球ができなくなるかも」と不安な時期もあったが、石井監督から「これは運命なんだ」と誘いを受け楽天への加入を決断。「本当にホッとしました」と心境を語っていた。
「昨年いろいろ失うものもありましたけど、今年楽天に入って得るものが本当に失ったものより大きい」とすがすがしい表情で語り「それを倍増していけたら」と恩返しを誓っている。
移籍後初の実戦に向けて「しっかりとボールを見て今の状態をちゃんと確かめたい。結果は期待しないでください」とまだ調整段階であることを強調。期待のスピードスターは新天地でのスタートを切る。