新庄監督 清宮指導お願いで立浪監督は快諾と明かす「『すぐ行くわ』って」

 立浪監督の指導を受ける清宮と新庄ビッグボス(撮影・金田祐二)
 立浪監督の指導を受ける清宮と新庄ビッグボス(撮影・金田祐二)
 カメラブースで試合を見る新庄ビッグボス(撮影・金田祐二)
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 「練習試合、中日7-4日本ハム」(16日、Agreスタジアム北谷)

 試合前の練習で、対戦相手の中日・立浪監督に、自チームの清宮幸太郎内野手へのアドバイスを求めたことについて、日本ハムの新庄剛志監督(ビッグボス)が、その真意を明かした。

 「ちょっと見て下さい。ちょっと僕も気になっていたタイミングの取り方」と、清宮の打撃について、指導を願い出た新庄監督。左足で溜めをつくるイメージなど、通算2480安打をマークした立浪監督の理論の一端を伝授してもらったという。

 申し出に対しては「普通に『分かった、分かった。すぐ行くわ』って」と快諾してくれたという。「清宮君も、(教えるのが)立浪さんだから『わぁ』(と驚く)みたいな」と、インパクトがあったと振り返った。新庄監督は右打者のため「左バッターが、俺、分からんから」と指導を願い出た理由を挙げた。

 新庄監督は「僕は立浪さんに憧れて内野手に(一時)転向したんですから。タイガースの時」と語り、現役当時の立浪監督がショートで活躍する姿を見て「格好いい」、「内野でチャンスを広げたい」、「内野のセンスも(自分は)意外とあるのかな」などの思いから内野手転向を申し出たという。

 すると、当時の阪神でレギュラーをはっていたオマリーが怪我をしたことから出場チャンスが巡ってきて、活躍し…という自身のケースを明かした。「だから、いま若い子たちに、いろんなポジションでそういうチャンスがある。俺が経験しているから」と柔軟に考えることを選手たちには期待した。そして「立浪さんに感謝ですよ。甲子園で立浪さんを見ていなかったら今の俺は…あると思うけど(笑)、チャンスを与えてくれたというのは必ずある」とジョークを交えながら感謝していた。

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